62回を迎える群馬県医学検査学会を、平成28年度は中央ブロックで担当します。
昨年10月に学会準備委員会を発足させ、前橋赤十字病院を中心に、伊勢崎市民病院、伊勢崎佐波医師会病院、美原記念病院、JCHO群馬中央病院、済生会前橋病院からお力を借り、皆さんに楽しんでいただける学会になるように活動しているところです。
学会のメインテーマを「集う」、サブテーマを「~みんなでお話しませんか~」としました。
周囲の人と協力して物事を達成するときや、良好な人間関係を保つためには絶対欠かせないツールの一つがコミュニケーションです。
その方法は多様化しています。相手の表情を見ながら直接お話しするのが最も良い方法であることに古今変わりはありませんが、情報量や手軽さは電話や電子媒体が圧倒的に有利です。上手に選択して充分なコミュニケーションをとることは意外に難しいことです。
日臨技のホームページにも、『科学技術の進歩とともに医療は高度専門化し、チーム医療の観点から患者中心の医療に参加するためには学習意欲に富み旺盛なチャレンジ精神を持つとともに、人間性豊かでコミュニケーション能力も有する臨床検査技師が求められています』と、記されています。そこで、今学会は、群馬県の医療現場で働く臨床検査技師として何でも話せる場所になればと考えています。
本学会では役員一同、心のこもったコミュニケーションでおもてなしをします。~みんなでお話しませんか~
皆様にとって、実りある学会になるように役員一同議論を重ね準備を進めています。多数の演題発表と、ご参加を心からお待ちしています。