第66回群馬県医学検査学会
学会長 小川 公代
(群馬県立心臓血管センター 臨床検査課 技師長)
会員の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
第66回群馬県医学検査学会を、中毛ブロックの皆様と共に、開催に向け準備を進めております。
今回の学会は、当初は現地参加型を主体にWeb方式を併用したハイブリッド開催を目指していましたが、技術面、費用面での諸事情により方針を変更し、完全Web方式で開催します。
2021年11月28日(日)に群馬県心臓血管センターを発信地としてLive配信を、またその後オンデマンド配信を行う予定です。
現地に参集する機会が無くなり残念ではありますが、これを好機と捉え、Webならではのメリットを活かしたプログラムを検討しています。Webを活用する方法は、COVID-19の収束後も新時代の手法として活用されていくと思いますので、会員の皆様にはWebでの発表、参加に慣れ親しんでいただけたら幸いです。
学会のテーマは「心技一体の臨床検査〜真に求められる技師を目指して〜」としました。多職種連携が求められる昨今、私達が医療の輪の中にあって存在価値を高めるためには、技術や精度の向上だけではなく、患者や医療スタッフの立場を慮る心と、ニーズに柔軟に対応する気概や姿勢が大切だと思っています。この心と技術が一体となってはじめて真に求められる技師像に一歩近づくことができると考え、このテーマに沿った企画を準備中です。
大会内容は、特別講演、教育講演、パネルディスカッション、研究班セミナー、群臨技企画、一般演題、協賛セミナー等を予定しています。
特別講演は、月刊連載Medical Technologyに昨年連載された''働き方の処方箋 人生を肯定的に生きる''を執筆された、昭和医療技術専門学校学校長の山藤賢氏をお迎えしご講演いただきます。
教育講演は、クルーズ船ダイヤモンドプリンセス号にDMAT隊員として船内活動された、八戸市立市民病院の奥沢悦子氏にご講演いただきます。遠方の講師の先生をお招きできるのもWeb開催ならではのメリットでしょうか。
パネルディスカッションでは、新たな領域で活躍する県内3施設の方々にご講演いただきます。
業者に頼らず自力でのWeb開催であり、行き届かない部分もあるかもしれませんが、皆様にとって実りのある有意義な学会となりますよう役員一同準備を進めていますので、多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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